リアルな肌の着色術
顔に、自然な質感を。
著者:上路市剛
発行・発売:株式会社ボーンデジタル
ISBN:978-4-86246-561-0
総ページ数:144ページ
サイズ:B5判、フルカラー
発売日:2023年7月下旬
本書の詳細
リアルなキャラクター制作において重要なのは、人間の肌の色を理解し、それを自然に表現することです。
人間の肌の色とは、いったいどのような色なのか。
肌の色を構成する色素や光の反射などの「科学的観点」と「色彩学」から分析し、特殊メイクの技術を組み合わせた着色方法を、Substance 3D Painterを使ったデジタルと、絵具を使ったアナログの2つの手法で解説します。
本書を読めば、ワンランク上のキャラクター制作ができるようになり、
キャラクターによって様々な肌の色を表現できるようになります。
目次
第1章 肌の色の色彩学
第2章 肌の色の分析―科学的アプローチ―
第3章 混色シミュレーション
第4章 着色の実技:デジタル版
第5章 着色の実技:アナログ版
第6章 「透明感のある自然な表現」の美術史
著者
上路 市剛
1992年 大阪生まれ
2015年 京都教育大学教育学部美術領域専攻 卒業
ハリウッドの技術を応用したリアリズム彫刻を主軸として作品を展開し、国内外で活躍。近年は「受肉/Incarnation」(Gallery MUMON、東京、2023)、「Border2.0」(GALLERY EN ウォール、京都、2022)などの個展を開くほか、北京や香港、シンガポールをはじめとした国外のアートフェアにも参加している。アーティスト活動と並行して、作品作りで培われた技術を教える塗装・義眼・彫刻セミナーなど、多数の講義を実施中。